今日もたっくんに溺愛されちゃっています。






「ふぅ。なんとか焼きそばパンゲット~!あれ?朱里お弁当じゃないの?なんでメロンパン?」

「わっ!また買っちゃった…無意識…?自分が怖すぎる」

「どした?しっかりしろ~」

「しっかりします…」

「よし、じゃあしっかり焼きそばパン持ってて。トイレ行ってくる」

「了解。外のベンチで待ってるね」




ユメちゃんに手を振って外に出ると、無意識に買ってしまったメロンパンに目を落とす。

メロンパン…私も好きだけど今日はお弁当があるのになんで買っちゃったんだろ。


はぁ…自分の行動が謎過ぎる。




「ねぇ。あんた、芹沢 拓海の女?」




メロンパンを持ったままベンチに座って俯いていた私の前に影ができる。


それと同時に聞こえてきた声に顔を上げると、そこには矢吹先輩が立っていた。




「え?あの、」

「あいつの女かって聞いたんだけど。よく一緒にいるよね?」

「まぁ…でもただの幼馴染みです」

「へぇ、そうなんだ。あんたが幼馴染みの女か」

「なんですか…?」

「あんた可愛いね。俺と付き合おうよ」

「えっ?そんなの無理です」




この人なんなの……?

初めて話したのにいきなり付き合うだなんて。

それにたっくんを知ってる?

同じ中学だったから…?





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