今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
何とか受け取ったミルクティーを飲んでいると、リュウジくんに席を譲ってくれたさっきの二人組が近付いてくるのが視界に入る。
何事かと思えば、二人は座っているたっくんの真後ろに立って。
「せ・り・ざ・わ・くぅん。ねぇねぇ一緒に写メ撮ってくれるって本当?」
「しーかーもー。肩を抱いてくれるんでしょ?」
キャーキャー大興奮の二人に、リュウジくんはペロッと舌を出した。
「わりぃ。どんな手使ってでもって言うからさ…つい」
「もー…男子でも女子でも宿題代わりにやるとかノート代わりにとるとか勉強絡みのことにしてって頼んだのに」
「だってこの子達、俺の頼みなんか聞きたくないって言うから。だから拓海の名前出したらこんなことに…」
「はぁ…俺が頼んだらこうなっちゃうからいつもリュウジにお願いしてるのに」
「それは嫌味か?俺はイケメンじゃないからって言いたいのか?」
「…」
「このヤロ、シカトすんな!」
宿題を代わりにする…?その条件で私の隣に座ろうとしたってこと?
どうしてそこまで…家も隣だし、クラスだって一緒だし、席まで隣なのに。