Dark Light
「落ち着いて下さい。

大きい破片は割れてない部分を持って回収して、それ以外はホウキで掃くので新聞紙とホウキを持ってきて下さい。」





そう言いながらしゃがんで、さっき間違えて出して使わなかったレジ袋をポケットから出して大きい破片を入れていく。






「わ、分かった!!待ってて!」





大きい破片をある程度一箇所にまとめた店長は、そう言うと急いで店内に戻った。






残された私は1人、黙々と大きい破片を拾っていく。





入っていた瓶は様々で、ビールの瓶もあれば栄養ドリンクの物もある。





細かい破片は触れないように丁寧に拾う。





そういえば、レジを開けてきてしまったけど実夏さんが品出しをしてたから出てくれてるはず。





なんて考えながら、作業を進めていた。





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