Perverse second
一人取り残された会議室は静かで、俺の思考はぐるぐると回りだす。
いったい津田さんは何がしたかったんだろうか。
わざわざこんなところにまで連れて来てまで俺と話す必要性が、どこにあったっていうんだ。
考えてもわからなくて、俺は自分の世界に入り込んでしまう前に会議室を後にした。
席に戻ると三崎はもう営業に出た後だった。
何とも言えない一日の始まりに気持ちが乗らないまま、俺も荷物をまとめデスクにいる津田さんに疑念の視線を送りながら席を立った。
どんなに得意先を回っても、上手くいかない日というのはあるもので。
アポを取っているにもかかわらず担当者が不在であったり。
予定注文数よりも大幅に削られたり。
伝票日付を来月に回されたり……。
なんともついてない一日になった。
おまけに今も、帰りの電車が遅延するというトラブルに巻き込まれている。
もう就業時間は過ぎている。
俺はちゃんと帰れるんだろうか。
そう思って何気にスマホを取り出した時、胸ポケットにしまっていた社用携帯のコール音が聞こえた。
自分のスマホをしまい、社用携帯を取り出して画面を見ると。
「津田さん……?」
珍しい人からの連絡だった。
いったい津田さんは何がしたかったんだろうか。
わざわざこんなところにまで連れて来てまで俺と話す必要性が、どこにあったっていうんだ。
考えてもわからなくて、俺は自分の世界に入り込んでしまう前に会議室を後にした。
席に戻ると三崎はもう営業に出た後だった。
何とも言えない一日の始まりに気持ちが乗らないまま、俺も荷物をまとめデスクにいる津田さんに疑念の視線を送りながら席を立った。
どんなに得意先を回っても、上手くいかない日というのはあるもので。
アポを取っているにもかかわらず担当者が不在であったり。
予定注文数よりも大幅に削られたり。
伝票日付を来月に回されたり……。
なんともついてない一日になった。
おまけに今も、帰りの電車が遅延するというトラブルに巻き込まれている。
もう就業時間は過ぎている。
俺はちゃんと帰れるんだろうか。
そう思って何気にスマホを取り出した時、胸ポケットにしまっていた社用携帯のコール音が聞こえた。
自分のスマホをしまい、社用携帯を取り出して画面を見ると。
「津田さん……?」
珍しい人からの連絡だった。