恋のカタチ
「あー、私が長々と話したから美優ちゃんの恋バナ聞けなかった〜」


ちょっと残念そうにそう言った穂乃香さんは、キョロキョロと辺りを見回して、



「どうする?私のスマホで友達に連絡する?」



「ここならきっとわかりやすいだろうし」と言われて、私は穂乃香さんからスマホを借りる。




「本当に何から何までありがとうございます」



そう言って美沙の番号に電話をかけると、



8コール後に美沙の声が聞こえた。



『……もしもし?』



「あっ、美沙?ごめん私!美優!」



『美優!?!?どこいるの今!!!!』



非通知だからかちょっと警戒心の強い声だったけど私だと気づいたらいきなり怒鳴ってきて耳がキーンってなる。


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