恋のカタチ
「子供じゃないわよ!!」

またもやキレそうになる美沙に私は慌てると、



「はーいはい。それは置いといて今日、四人でこれ行きません?」


美沙と宮村くんの間に入って神木くんはスマホの画面を私たちに見せてきた。



三人で画面を覗き込むと、



「「ぱ、パンケーキ食べ放題?」」


見事に私と宮村くんの声がハモって視線が交わる。


「おっ、反応いいねお二人さん」



そんな私と宮村くんを見て嬉しそうに笑う神木くん。



なんだか恥ずかしくてお互いにパッと視線を逸らす。


< 44 / 145 >

この作品をシェア

pagetop