恋のカタチ
「あははっ!おもしろっ」


「ちょっと美優ちゃん、なんでそんな笑うの」



笑いが止まらない私を見て神木くんも笑う。



なんだか柔らかい雰囲気をまとってる人だな、神木くんって。



その柔らかい雰囲気はとても落ち着く気がする。



「ふふっ。…じゃあ遊也くんって呼びます」


「なんで急に敬語?」



スパッとツッコミを入れてきた遊也くんにまた笑いが止まらない。



しばらく二人で笑っていると、



「美優お待たせ!…ってなんであんたがいるのよ!!」



トイレから帰ってきた美沙が私の隣にいる遊也くんを見て、げっと顔をしかめる。


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