男嫌いな僕と番外編な新選組。
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あれから、朝ごはんを食べ終え用意を済ませると俺と流唯は大きなショッピングモールへと出掛けた
にしても……
「ねえ、うざいんだけど」
『おまえのせいだかんな?!』
俺も普通にしては顔が整っていることには自負しているが、それ以上に隣にいる奴は顔が整っている
流唯だ
いつもかわいいと評判の顔だが、本来の姿になると色気やクールな感じが表に出て、かわいい顔した王子様になるのだ
……うん、そりゃ目立つわ
まあ、その優れた容姿に周りが放っておくわけがなく
さっきからずーーっと、視線がうざい
「……ま、いっか」
『マイペースすぎじゃね?!』
「そうかな?……あ、あそこで買おーよ」
流唯が指を指したところは、女がいかにも好きそうな香水や服が売ってる店。
『おおー…!っんし、いこーぜ!』
「ん」
さてさて、どれにしよーかなあ
店に入ると香水の香りが鼻につく。……うーん、この匂い俺苦手なんだよなー
「あ、この匂い良さそう」
流唯がそう言って、手にしたボトルはちょうど俺がいま言っていた匂いのものだった
……まじかよ
『女ってそういうのが好きなのか?』
「まあね。僕もたまに、こういう匂いつけるよ」
『……おまえ、完全に女だな』
「うるさい。仕方ないでしょ、奏太さんに貰うんだから」
奏太さんは、おまえの彼氏かよ