外ではクールな弁護士も家では新妻といちゃいちゃしたい
片手でシャツのボタンを外しながら、もう片方の手で私の部屋着の裾を一気に喉元まで捲り上げる。
「っ、あ」
さっき触られたせいで、下着はすでにずれていた。
彼の視線を素肌に感じて、私の全身が桜色に色づく。
「……やっと『俺の妻』になった七瀬を抱ける」
奏介がどこか切なげに声を掠れさせて、白いシャツを脱ぎ捨てた。
そして、私の部屋着を頭から抜いて脱がせ、全体重を預けてくる。
「あ、あ、ああ……」
ぴったりと隙間なく触れ合った胸から、奏介の体温も滑らかな肌の感触も、ちょっと速い鼓動も伝わってくる。
すべてが私の中に注がれ身体の隅々まで流れ込み、私が彼に染め上げられていくのがわかる。
「七瀬……愛してる」
私を抱く時だけ、奏介から、いつもの大人の男の余裕がほんのわずかに失われる。
「奏介、わた、しもっ……」
同じくらい、いやそれ以上の愛の言葉を返そうとしたのに、最後まで口にできないまま、激しく熱いキスにのみ込まれた。
奏介が私にくれる甘く蕩けそうな痺れは、唇だけではなく私の全身を疼かせてくれた。
『周防七瀬』になってから、実に二週間と数日でやっと迎えた結婚初夜。
私と奏介は心も身体もしっかりと繋がり、一つになった。
「っ、あ」
さっき触られたせいで、下着はすでにずれていた。
彼の視線を素肌に感じて、私の全身が桜色に色づく。
「……やっと『俺の妻』になった七瀬を抱ける」
奏介がどこか切なげに声を掠れさせて、白いシャツを脱ぎ捨てた。
そして、私の部屋着を頭から抜いて脱がせ、全体重を預けてくる。
「あ、あ、ああ……」
ぴったりと隙間なく触れ合った胸から、奏介の体温も滑らかな肌の感触も、ちょっと速い鼓動も伝わってくる。
すべてが私の中に注がれ身体の隅々まで流れ込み、私が彼に染め上げられていくのがわかる。
「七瀬……愛してる」
私を抱く時だけ、奏介から、いつもの大人の男の余裕がほんのわずかに失われる。
「奏介、わた、しもっ……」
同じくらい、いやそれ以上の愛の言葉を返そうとしたのに、最後まで口にできないまま、激しく熱いキスにのみ込まれた。
奏介が私にくれる甘く蕩けそうな痺れは、唇だけではなく私の全身を疼かせてくれた。
『周防七瀬』になってから、実に二週間と数日でやっと迎えた結婚初夜。
私と奏介は心も身体もしっかりと繋がり、一つになった。