無敵の剣
?のついた語尾が気になるが
山口の帰還を皆に知らせる


その夜


「死んだことにして貰おうと
文だけ出す予定だったんだけど
どうしても会いたくて
こんなに歓迎されると思ってなかった」


照れくさそうに、頬をかく



そんな一を愛おしく微笑むと
抱きしめ懐に抱えた

「なんで死んだことにすんだよ
また、どっかに行く気かよ」

そうなんだろうと思いつつ
一を抱く手に力を込める

「土方さん」

ゴソゴソと土方の腕の中から脱け
膝立ちをして、お腹を撫でてみせる

「え?」

「産みたいんです」

「いるのか?俺の子が…」

「はい」


一を引き寄せ、口づけをする
深く深く


「戦に連れて行くわけにゃいかねぇな」

「そうですね」








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