双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
「ちょっと、ちょっと。可愛い女の子に
手を出そうしているんじゃないわよ!?」
「そうよ、そうよ。
この子に何かしてみなさい。許せねぇーぞ!!」
野太い声で一喝する。
その人は、細身とがたいのいい
オカマさんの2人組だった。
誰……?
「うわぁぁっ!!」
真っ青の顔で逃げて行く小太りのおじさん。
私は、唖然とする。
取り合えず助かったのだろう。
このオカマさん達に。
「あの……ありがとうございます」
オカマさんは、私の方を振り向くと
「無事で良かったわ。もうビックリしたのよ。
朔夜ちゃんから電話があって慌てて捜したわよ!」
「そうそう。もう必死に捜しちゃったわ。
あ、キャサリン。
朔夜ちゃんに電話した方がいいんじゃない?
無事に見つかったって」