双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

もし副社長が人前で泣けない人だったとしたら

「あの……私。副社長の所に戻ってみます!!」

私は、慌てて引き返した。

今頃……。

走って副社長達のお母様が眠っている
お墓まで戻った。
するとしゃがんでいる副社長を見つける。

私は、走るのを止めて
ゆっくりと近付いて行く。

目の前に見える副社長は、大粒の涙を流して
泣いていたからだ。

あぁ、やっぱり泣いていた。

少しずつ近付いて行くと副社長は、
独り言のように呟きだした。

「母様……何で俺も一緒に
連れて行ってくれなかったんだよ」

「ふく……社長?」

するとハッとしたようにこちらを向いた。

「お、お前……花を買いに
行ったのではなかったのか!?」

慌てたように立ち上がった。

< 335 / 373 >

この作品をシェア

pagetop