ミスマッチ!? ~私、年下の週末ファーマーに恋しました~
「・・・やっぱ俺たち、すげー合う。気も、相性も。こんな身近に運命の相手がいたのに、なんで俺、気づかなかったんだろ」
「や、やだな、もう・・・。たぶん、だけど。気づくのも時期があるんだよ。うまく言えないけど、その時が来たから、私たち、こうやってくっついたんだと思う」
「上手いこと言うなぁ、俺の彼女は」
「ご褒美くださーい」と言いながらすり寄った私の唇に、剛くんはキスの“ご褒美”をしてくれた。

「・・剛くんってさ、好きだよね。キス」
「いーや。俺、美直ちゃんが好きなんだ」
「・・ぁ・・そぅ・・」

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