結婚のその先に
「立川には大阪に本社をもつ飯村物流の子会社との取引に入ってもらう。明日は一緒に会議があるから、その打ち合わせで今日は遅くなるから先に帰ってて。」
「…はい。」
複雑な想いで栞菜は返事をした。



栞菜が取締役室で書類の整理をしたりお茶を出すときも翠と啓吾は会話が盛り上がっていた。お互いに同じような考えを持ちどんどんと仕事の話が進んでいた。





< 136 / 279 >

この作品をシェア

pagetop