オオカミな大上くん
俺が行って何ができるんだよ。



俺は朝陽と一緒にいる資格なんてない。



『二人はお似合いのカップルだね』


泣きそうな顔をしながら笑っていた朝陽を思い出す。



そして、昨日のことが一瞬でフラッシュバックする。



お似合いの、カップル…。
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