男装したら数日でバレて、国王陛下に溺愛されています
(確かめなければ。明日など待っていられない)
クロードは階下へ降りていく。途中、衛兵たちが国王に敬礼をしていく。そんな衛兵たちにもわき目もふらず、クロードはフランツの部屋へ向かった。
ミシェルとフランツが同一人物なのかを確かめたかった。
(もしも……ミシェルだとして、なぜ男装をしているのか、問いただしたいわけではない)
早足でフランツの部屋に着き、クロードは静かに扉を叩いた。中から返事はない。
(いないのか……?)
クロードは扉の取っ手を回した。鍵はかけられておらず扉は開いた。
正面にあるベッドの上にシルバーブロンドの髪が見える。こちらに背を向け眠っているようだ。見事な髪はきちんとひとつに結ばれている。
クロードは中へ足を進めて、侍従見習いへ近づく。
コツコツとブーツが床に響くが、ベッドの上の身体はピクリともしない。
さらに近づき、顔をよく見ようと覗き込む。
そこでクロードは顔を赤くして額に無数の汗が浮かんでいる姿を目にした。額に手を当てずとも高熱があることは一目瞭然だった。
(やはりミシェルか……?)
その時、華奢な身体が動いて真上に向きを変えた。
シャツのボタンが数個外れて、白い布のようなものが見えた。
クロードはそっとシャツのボタンをふたつほど外す。そこではっきり胸にしっかりまかれたリボンを目にした。
クロードは階下へ降りていく。途中、衛兵たちが国王に敬礼をしていく。そんな衛兵たちにもわき目もふらず、クロードはフランツの部屋へ向かった。
ミシェルとフランツが同一人物なのかを確かめたかった。
(もしも……ミシェルだとして、なぜ男装をしているのか、問いただしたいわけではない)
早足でフランツの部屋に着き、クロードは静かに扉を叩いた。中から返事はない。
(いないのか……?)
クロードは扉の取っ手を回した。鍵はかけられておらず扉は開いた。
正面にあるベッドの上にシルバーブロンドの髪が見える。こちらに背を向け眠っているようだ。見事な髪はきちんとひとつに結ばれている。
クロードは中へ足を進めて、侍従見習いへ近づく。
コツコツとブーツが床に響くが、ベッドの上の身体はピクリともしない。
さらに近づき、顔をよく見ようと覗き込む。
そこでクロードは顔を赤くして額に無数の汗が浮かんでいる姿を目にした。額に手を当てずとも高熱があることは一目瞭然だった。
(やはりミシェルか……?)
その時、華奢な身体が動いて真上に向きを変えた。
シャツのボタンが数個外れて、白い布のようなものが見えた。
クロードはそっとシャツのボタンをふたつほど外す。そこではっきり胸にしっかりまかれたリボンを目にした。