漢江のほとりで待ってる
「同情なんかじゃない……」
そっと呟いた珉珠は、由弦の濡れた髪に優しく触れた。
哀しい顔の由弦。その頬にも彼女は触れた。
見つめ合う二人。
由弦はいきなり珉珠を壁に押し当て、そして強引に唇を奪った。
珉珠は抵抗することなく、二人、床に崩れ落ちた。
荒々しく彼女のシャツのボタンを外し、露わになったやわらかな胸元へと唇を移していった。
珉珠は恥じらいながらも敏感に反応する。
由弦の背中に両手を回し、頭ごと愛しむように抱き締めた。
彼女の肌に由弦の唇が這うたび、耳元で、遠慮がちに小さく吐かれる珉珠の吐息が、由弦の体をいっそう熱くさせた。
彼女のいやらしさのない、自分に身をあずけながら、時折、高ぶる感情に任せ、唇を求めて来る、そんな珉珠に、由弦の体は抑えきれない情熱でいっぱいになった。
優しく、激しい波のように揺れ合いながら、離れていた時間を取り戻すかのように、二人はさらに激しく縺れ合った。