漢江のほとりで待ってる
すっかり雨も上がり、窓から陽射しが差し込んでいた。
「忘れないで?由弦。いつの時も私の心はあなたの傍にいること、あなただけを思っていること。この身も心もあなただけのものだってことを」
何も言わず、珉珠を見つめる由弦。
自分を包んでくれた彼女は、とても綺麗だった。
「それと副社長とは何もないから。神にも自分にも誓える!もちろん!あなたにも」
「でも、結婚するんだろ?街中で大々的に発表されてた。そうしなきゃ、あなたのお母さんにまで手が及ぶんだろ?オレはそんな犠牲を払ってまであなたを手に入れたいとは思わない」
「大丈夫よ。私も母もそんなヤワじゃないわ。例え全てを失ったとしても、あなたを守ってあげる!それにそんな簡単に私を手放しちゃうの?こんなにも私の心を奪っておいて」
「……手放したくない」
「なら離さないで?」
「離さない」
また二人は熱く抱擁し合った。