風の贈り物
 山梨県小淵町にあるアーパト、ラ・ロシェル荘は築40年の古いアーパトその203号室朝6時相川奈々は二人分の朝食と週に4度つくているその日の弁当作っていた、相川奈々の働いている会社旭川印刷は週休二日制の会社で週に4日は弁当を作って後の1日をカフェルージュで同僚4人とランチをとることにしている。相川奈々はラ・ロッシェル荘で3年同姓生活をしている彼氏がいる名前は永井亮、永井亮は二年前、三年間勤めた会社を解雇されていて、その後再就職するが続かず、その後もいくつかの会社転々としている。
 相川奈々は亮の朝食にラップを掛けて亮に声を掛ける、朝ごはんできているから、後面接頑張ってね。
 亮からの返事は帰ってこない実は昨晩二人は喧嘩している、半年前から喧嘩が始まるようになるが、今回の喧嘩は今までの喧嘩と違って亮が初めて奈々に手を出した喧嘩になった。
 奈々の腕には包帯がまかれその上を長袖シャツで覆い隠している。
 奈々は回りからは亮とは無理なら別れるよう言われているが、奈々は亮が立ち直り昔のように戻る事を信じている。
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