溺愛幼なじみの両片想い
私の目の前にパッと繋がれてる手を出す。
「.....!?」
「いつまでたってもきぃが離さないから」
ニヤッとしながら手をしゃがんでる私の膝の上に置いて手をギューッとする。
だめだよしぃくん.....!
また真っ赤になっちゃう.....!
朝からいちいち刺激が強いです.....。
でも私も無意識に手を取って走ってて、そのまま握ってしまってた。
しぃくんが遅刻しないために走ったのに、もうチャイムなるし.....
「ごめんね、無意識で.....」
「無意識か.....」
無意識か.....?
どういうことか分からないけど、聞こうとする前に繋がってないもう片方の手を取り、一緒に立たせてくれた。