拾い恋(もの)は、偶然か?
付き合ってすぐに、もう別れの危機?なんて、ほんと笑えない。
「お風呂入ろう。」
ゆっくりと、じわじわ、"わたし"が、姿を現す。
本当の自分は、とても傲慢で我儘。鏡を見ながら何かを睨みつける自分に、ゾッとした。
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ある日の朝、空を見上げて溜息を吐いた。
朝7時の駅前、今日は出勤前にどこかで朝ご飯を食べようと思いたった。いつもより1時間は余裕がある。この時間なのに、真夏だからか朝日が私を焦がそうとしている。
「あつー。」
家にいるのもいいけど、こんなに暑いならいっそ外に出て、寒いくらいクーラーの効いたカフェで優雅に朝食、と考えた自分を電車から降りて2秒で呪った。
額に流れる汗を拭って、駅前を見渡せば、駅前にある大きなビルの看板に、部長とデートで行ったカフェのロゴが見えた。
あそこでいっか。そう決めて歩き出せば、ものすごく酒臭い2人組とすれ違う。
「あー、飲み過ぎた。」
「しょうがねえ。楽しすぎるせだわ。」
「な。」
それな!的に指で銃を作ってみせる一人に、もう一人も同じ動作で答えている。
「パリピか。」
聞こえないように呟いた。大学の時は気軽に、次の日のことも考えずに朝まで飲んでたな、なんて。残念な大学生時代のことを思い出す。