私の本音は、あなたの為に。
私の事を兄と捉えているという事は、私の事が分からないという事。
(なら、私はどうすればいいの…?)
『ママ、優希の事を忘れたの?私は、優希だよ』
たった一言のその言葉が、私には言えない。
これは、ドッキリではない事はもう分かっている。
もしも、ママの記憶から私の記憶がすっぽりと抜け落ちていたら。
私はショックで、きちんと自分の感情を保てないかもしれない。
私の事が分からなくて、それに加えて勇也だと思っているママ。
そんなママの為に、私は…。
(ママが私の事を分かってくれるまで、お兄ちゃんになろう)
それが、勇気の出ない私の最善の策。
自分に悪影響が及ぼされる事を必死に避けた、結果。
この行動をする事によって、ママがいつか変わってくれるかは分からないけれど。
いつか、私の事を“優希”と認識してくれるのかも分からないけれど。
昨日からずっと、知らない大人と接しているようだった。
話している人はママなのに、ママは私に重ねた誰かと話していて。
私には、見向きもしなくて。
それが本当に辛くて、悲しくて。
いくら中学生といっても、実の親に自分の存在を忘れ去られるのはとても怖い事で。
(なら、私はどうすればいいの…?)
『ママ、優希の事を忘れたの?私は、優希だよ』
たった一言のその言葉が、私には言えない。
これは、ドッキリではない事はもう分かっている。
もしも、ママの記憶から私の記憶がすっぽりと抜け落ちていたら。
私はショックで、きちんと自分の感情を保てないかもしれない。
私の事が分からなくて、それに加えて勇也だと思っているママ。
そんなママの為に、私は…。
(ママが私の事を分かってくれるまで、お兄ちゃんになろう)
それが、勇気の出ない私の最善の策。
自分に悪影響が及ぼされる事を必死に避けた、結果。
この行動をする事によって、ママがいつか変わってくれるかは分からないけれど。
いつか、私の事を“優希”と認識してくれるのかも分からないけれど。
昨日からずっと、知らない大人と接しているようだった。
話している人はママなのに、ママは私に重ねた誰かと話していて。
私には、見向きもしなくて。
それが本当に辛くて、悲しくて。
いくら中学生といっても、実の親に自分の存在を忘れ去られるのはとても怖い事で。