君がいて、僕がいる。



そして歩くこと数分
本当にすぐ公園についた。

遊具とかはほとんどなく、街頭もない。
けど、雑草とかはちゃんと処理されてあって、広くてきれいだ。


ベンチ、でもよかったけど
この歳になるとなかなか乗る機会がないブランコに座ることにした。

子供の頃は大好きだったけど、もうずっと乗ってないな……


……ここから見る星は、おばあちゃんちで見る星よりももっともっと近くに感じる。
そんなに離れていないのに、真っ暗な分星が大きく見える。
本当に、星が落ちてきそうなくらい

そのくらい、一つ一つが大きかった。


静かで、気持ちのいい風だけが私を包み込む。
こんな落ち着いた夜が久しぶりで、こんな平穏な夜が私を泣かせる。

なんでかわからないけど、泣けてくる。


『幸せなりたい』って何回目だろうね。
この空に、何回願えば叶うんだろう。

いつか、私の願いを叶えるために
そのために、星が流れてくれるだろうか。


自分ではどうすることもできなくて、私はそんなことを星に願う。

どうか、私のために流れてくれと、そんなお願いすら星に願ってしまう。


いつかは私にも、笑えるときが来るだろうか。




そんな問いかけをまたも空に投げ掛けていると、遠くから聞き覚えのある声が聞こえてきた。



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