溺愛診察室~一途な外科医に甘く迫られています~
「……っ!」
もうおばあちゃんってばやめて……! 佐々木君の顔が見られない。すると彼は躊躇いがちに言った。
「それは僕も同じです。……なのでこちらこそ岡本さんが退院後も、会う機会を作っていただけると嬉しいです」
「――え」
咄嗟に佐々木君を見ると、彼はどこか照れくさそうにハニかんでいた。その姿になにも言えなくなる。
おばあちゃんの退院は嬉しいけれど、今後は佐々木君に会う機会が減るのかと思うと、正直寂しくもある。
でもそんなこと、素直に言えないのに佐々木君は言えちゃうんだ。
じわじわと嬉しい気持ちが込み上げてきて口元が緩みそうになり、キュッと口を結んだ。
私も佐々木君に対する気持ちの正体がわかったら、彼のように素直な気持ちを伝えることができるのだろうか。
佐々木君に会えなくなるのが寂しいって言える?
本人を前にして言う自分の姿を想像してみるけれど、だめだ。想像の中だけでもういっぱいいっぱい。
そんな私の隣で、佐々木君の話を聞いたおばあちゃんは大興奮。
もうおばあちゃんってばやめて……! 佐々木君の顔が見られない。すると彼は躊躇いがちに言った。
「それは僕も同じです。……なのでこちらこそ岡本さんが退院後も、会う機会を作っていただけると嬉しいです」
「――え」
咄嗟に佐々木君を見ると、彼はどこか照れくさそうにハニかんでいた。その姿になにも言えなくなる。
おばあちゃんの退院は嬉しいけれど、今後は佐々木君に会う機会が減るのかと思うと、正直寂しくもある。
でもそんなこと、素直に言えないのに佐々木君は言えちゃうんだ。
じわじわと嬉しい気持ちが込み上げてきて口元が緩みそうになり、キュッと口を結んだ。
私も佐々木君に対する気持ちの正体がわかったら、彼のように素直な気持ちを伝えることができるのだろうか。
佐々木君に会えなくなるのが寂しいって言える?
本人を前にして言う自分の姿を想像してみるけれど、だめだ。想像の中だけでもういっぱいいっぱい。
そんな私の隣で、佐々木君の話を聞いたおばあちゃんは大興奮。