溺愛診察室~一途な外科医に甘く迫られています~
「ごめん、佐々木君! 気軽に食べられるところでもいいかな!?」
こちらから提案すると彼はクスリと笑みを零した。
「了解」
まるでその答えを待っていたように、彼は車を発進させた。
そして迷いなく車は目的地へと向かっていく。たどり着いた意外な先は全国チェーンのファミリーレストランだった。
高校時代、学校の近くにあったチェーン店で懐かしい。
ついキョロキョロしながら彼の後に続き、店員に案内された席へ向かう。
「お決まりになりましたら、お呼びください」
お冷とメニューを置いて店員が去っていくと、ふたりっきりの空間の出来上がり。
ちょうど食事時間と重なって、家族連れやカップルで店内は賑わっているけれど、私の心は落ち着かない。
メニューを広げて見るものの、いったいなにを食べたらいいんだろう。いや、別になんでもいいんだけど、食べづらいものは避けたい。
そもそもあれ、私……男の人とこうしてふたりっきりで食事に行くのは、初めてかもしれない。
そう思うと、ますます緊張してくるから困る。……だって相手は、卒業式の日に告白された佐々木君だから。
こちらから提案すると彼はクスリと笑みを零した。
「了解」
まるでその答えを待っていたように、彼は車を発進させた。
そして迷いなく車は目的地へと向かっていく。たどり着いた意外な先は全国チェーンのファミリーレストランだった。
高校時代、学校の近くにあったチェーン店で懐かしい。
ついキョロキョロしながら彼の後に続き、店員に案内された席へ向かう。
「お決まりになりましたら、お呼びください」
お冷とメニューを置いて店員が去っていくと、ふたりっきりの空間の出来上がり。
ちょうど食事時間と重なって、家族連れやカップルで店内は賑わっているけれど、私の心は落ち着かない。
メニューを広げて見るものの、いったいなにを食べたらいいんだろう。いや、別になんでもいいんだけど、食べづらいものは避けたい。
そもそもあれ、私……男の人とこうしてふたりっきりで食事に行くのは、初めてかもしれない。
そう思うと、ますます緊張してくるから困る。……だって相手は、卒業式の日に告白された佐々木君だから。