社内恋愛狂想曲
夜の8時半になる少し前、三島課長が帰宅した。
肩で息をしているところを見ると、よほど急いで帰ってきたのだろう。
「あっ、おかえりなさい」
洗い物をしながらカウンター越しに声を掛けると、三島課長はビクッと肩を跳ね上がらせてこちらを向いた。
「た……ただいま……。あれ?なんで今日カレーのにおい……?明日タコ焼きするんじゃなかったっけ……?」
三島課長は不思議そうに鼻をくんくんさせている。
そのしぐさがなんとなく犬っぽい。
「瀧内くんがお腹空いたって言うのでカレー作ったんです。すみません、勝手にキッチン使わせてもらいました」
「それは全然かまわないけど……」
三島課長は自分の家なのに、リビングの入り口で所在なさげにキョロキョロしている。
「伊藤と木村は?」
「伊藤くんと葉月は今日が最終日の映画に行く予定があったので、最終の上映時間に間に合うように帰りました」
二人は時間がなくてカレーを食べられなかったから、明日残っていたらタコ焼きと一緒に食べるらしい。
「瀧内は?」
「今日の21時にネットで注文してた荷物が届くの忘れてたって言って、カレー食べて帰っちゃいました」
肩で息をしているところを見ると、よほど急いで帰ってきたのだろう。
「あっ、おかえりなさい」
洗い物をしながらカウンター越しに声を掛けると、三島課長はビクッと肩を跳ね上がらせてこちらを向いた。
「た……ただいま……。あれ?なんで今日カレーのにおい……?明日タコ焼きするんじゃなかったっけ……?」
三島課長は不思議そうに鼻をくんくんさせている。
そのしぐさがなんとなく犬っぽい。
「瀧内くんがお腹空いたって言うのでカレー作ったんです。すみません、勝手にキッチン使わせてもらいました」
「それは全然かまわないけど……」
三島課長は自分の家なのに、リビングの入り口で所在なさげにキョロキョロしている。
「伊藤と木村は?」
「伊藤くんと葉月は今日が最終日の映画に行く予定があったので、最終の上映時間に間に合うように帰りました」
二人は時間がなくてカレーを食べられなかったから、明日残っていたらタコ焼きと一緒に食べるらしい。
「瀧内は?」
「今日の21時にネットで注文してた荷物が届くの忘れてたって言って、カレー食べて帰っちゃいました」