社内恋愛狂想曲
私が吊り戸棚に手を伸ばして、お味噌汁を作るのにちょうどいい鍋を探そうとすると、三島課長が私の後ろから鍋に手を伸ばした。
私の肩に三島課長の胸の辺りが微かに触れた瞬間、ゆうべのあらぬ妄想がよみがえりドキッとする。
いや……ないない、三島課長がそんなことするわけないから!
頭ではそう思っているのに、胸のドキドキがなかなかおさまらない。
「俺がやるから、佐野はゆっくりしてていいよ」
……なんだ、いつも通りでいいんだ。
私だけ意識して、なんだかちょっと恥ずかしい。
「いえ、せっかく早起きしたので。三島課長こそゆっくりしててくださいよ」
「そうか?じゃあ手伝ってもらおうかな。味噌汁頼んでいいか?」
「もちろん。具は何を入れましょう?」
「玉ねぎとワカメと豆腐にしよう。俺はとりあえず米を研ぐよ」
三島課長は鍋をコンロの上に置いて、冷蔵庫から玉ねぎと豆腐、棚の中から乾燥ワカメと顆粒の鰹だしを取り出し、ライスストッカーの中のお米を計量カップで計ってザルに移した。
私も鍋に水を入れてコンロの火にかけ、玉ねぎの皮を剥く。
私の肩に三島課長の胸の辺りが微かに触れた瞬間、ゆうべのあらぬ妄想がよみがえりドキッとする。
いや……ないない、三島課長がそんなことするわけないから!
頭ではそう思っているのに、胸のドキドキがなかなかおさまらない。
「俺がやるから、佐野はゆっくりしてていいよ」
……なんだ、いつも通りでいいんだ。
私だけ意識して、なんだかちょっと恥ずかしい。
「いえ、せっかく早起きしたので。三島課長こそゆっくりしててくださいよ」
「そうか?じゃあ手伝ってもらおうかな。味噌汁頼んでいいか?」
「もちろん。具は何を入れましょう?」
「玉ねぎとワカメと豆腐にしよう。俺はとりあえず米を研ぐよ」
三島課長は鍋をコンロの上に置いて、冷蔵庫から玉ねぎと豆腐、棚の中から乾燥ワカメと顆粒の鰹だしを取り出し、ライスストッカーの中のお米を計量カップで計ってザルに移した。
私も鍋に水を入れてコンロの火にかけ、玉ねぎの皮を剥く。