社内恋愛狂想曲
それから店員を呼び、私はシーフードドリアのサラダセットを注文した。
瀧内くんがモナちゃんに何か挑発的なことを言い出すのではないかと内心ビクビクしていたけれど、そんな私の心配は杞憂のうちに食事を終えた。
ホッとしながらドリンクバーで食後のコーヒーを淹れて席に戻ると、アイスティーを飲んでいたモナちゃんが私と三島課長を上目使いで交互に見る。
「潤さんは志織さんと付き合ってるんですか?」
ホッとしたのもつかの間、モナちゃんの言葉にうろたえた私は、淹れたばかりのコーヒーをうっかりこぼしそうになった。
練習に遅れて参加したモナちゃんは、私が三島課長の婚約者だと紹介されたことを知らないようだ。
みんなモナちゃんには言いづらかったのだと思う。
モナちゃんは三島課長に尋ねたのだから、私は何も言わず黙っておくべきだろうか。
三島課長もモナちゃんからの単刀直入な質問にはさすがに驚いたようだけど、取り乱すことなく落ち着いた様子でうなずいた。
「そうだよ。彼女とはいずれ結婚するつもりで付き合ってる」
三島課長がそう答えると、モナちゃんは今にも泣き出しそうな顔をした。
私はいたたまれない気持ちで目をそらす。
「前の飲み会のときは、彼女いないって言ってませんでした?お父さんから結婚を急かされて、お見合いを勧められたりして困ってるって」
瀧内くんがモナちゃんに何か挑発的なことを言い出すのではないかと内心ビクビクしていたけれど、そんな私の心配は杞憂のうちに食事を終えた。
ホッとしながらドリンクバーで食後のコーヒーを淹れて席に戻ると、アイスティーを飲んでいたモナちゃんが私と三島課長を上目使いで交互に見る。
「潤さんは志織さんと付き合ってるんですか?」
ホッとしたのもつかの間、モナちゃんの言葉にうろたえた私は、淹れたばかりのコーヒーをうっかりこぼしそうになった。
練習に遅れて参加したモナちゃんは、私が三島課長の婚約者だと紹介されたことを知らないようだ。
みんなモナちゃんには言いづらかったのだと思う。
モナちゃんは三島課長に尋ねたのだから、私は何も言わず黙っておくべきだろうか。
三島課長もモナちゃんからの単刀直入な質問にはさすがに驚いたようだけど、取り乱すことなく落ち着いた様子でうなずいた。
「そうだよ。彼女とはいずれ結婚するつもりで付き合ってる」
三島課長がそう答えると、モナちゃんは今にも泣き出しそうな顔をした。
私はいたたまれない気持ちで目をそらす。
「前の飲み会のときは、彼女いないって言ってませんでした?お父さんから結婚を急かされて、お見合いを勧められたりして困ってるって」