社内恋愛狂想曲
「三島くんの3つ下か。じゃあ私が支社に異動になったあとで入社したのね」
「それで……何か急ぎの用でも?」
三島課長が尋ねると、下坂課長補佐は「そうそう」と呟いて手に持っていたメモを三島課長に差し出した。
「あじさい堂の西田部長から電話があって、担当者変更の件で至急連絡が欲しいって」
金曜日の騒ぎで護はあじさい堂の担当を外されたのだろう。
取引の契約自体が打ち切りにならなくて済んだだけでも良かったと思う。
「わかった、すぐ戻るよ。そんな急ぎの用ならわざわざ探しに来なくても電話してくれれば良かったのに……」
「あ、それもそうね。うっかりしてた」
「まったく……」
三島課長はまたため息をついて、私の方をチラッと見た。
「バレーのことで連絡があったんだけど……またあとで電話するよ」
「わかりました」
それくらい今ここで言えばいいのにと思ったけれど、これ以上二人の仲の良さを見せつけられるのはつらいので、とにかく一刻も早く二人にこの場から立ち去って欲しくて、事務的に返事をした。
「それからこれ……」
三島課長がプリンを指さしながらそう言うと、下坂課長補佐は三島課長の肩越しに覗き込むようにして、じっとプリンを見る。
「それで……何か急ぎの用でも?」
三島課長が尋ねると、下坂課長補佐は「そうそう」と呟いて手に持っていたメモを三島課長に差し出した。
「あじさい堂の西田部長から電話があって、担当者変更の件で至急連絡が欲しいって」
金曜日の騒ぎで護はあじさい堂の担当を外されたのだろう。
取引の契約自体が打ち切りにならなくて済んだだけでも良かったと思う。
「わかった、すぐ戻るよ。そんな急ぎの用ならわざわざ探しに来なくても電話してくれれば良かったのに……」
「あ、それもそうね。うっかりしてた」
「まったく……」
三島課長はまたため息をついて、私の方をチラッと見た。
「バレーのことで連絡があったんだけど……またあとで電話するよ」
「わかりました」
それくらい今ここで言えばいいのにと思ったけれど、これ以上二人の仲の良さを見せつけられるのはつらいので、とにかく一刻も早く二人にこの場から立ち去って欲しくて、事務的に返事をした。
「それからこれ……」
三島課長がプリンを指さしながらそう言うと、下坂課長補佐は三島課長の肩越しに覗き込むようにして、じっとプリンを見る。