社内恋愛狂想曲
「ああ……うん……。なんか顔色悪いけど大丈夫か?」
「大丈夫です。ちょっと慣れない仕事をして疲れただけなので。でも明日も忙しくなりそうなので、今日は帰って早めに休みます。そうだ、バレーの連絡があるんでしたね。ちょうどいいから今聞いておきます」
私は三島課長に話させるのをなんとかして食い止めようと、別の話題を振る。
「そうか……そうだったな。次の土日にスポーツセンターで中学生のバスケとバレーの公式試合があるから、中学校でも練習時間を延長するらしくて、今週は平日も土日も練習場所を確保できなかったんだ。だから今週の練習はなしということで」
「わかりました。今週は残業も続きそうだし、土日は疲れて行けそうになかったのでちょうど良かったです。それじゃあ私はこれで失礼します」
勝手に話を切り上げて頭を下げると、三島課長は私の腕をつかみかけて躊躇した。
その手は頼りなく宙をさまよい空を切る。
きっと下坂課長補佐が見ているからだろう。
「うん……もう遅いから気を付けて帰れよ」
「はい、三島課長も。お仕事の邪魔してすみませんでした」
下坂課長補佐にも軽く会釈をしてからその場を離れ、再び総務部のオフィスに向かって歩き出した。
「大丈夫です。ちょっと慣れない仕事をして疲れただけなので。でも明日も忙しくなりそうなので、今日は帰って早めに休みます。そうだ、バレーの連絡があるんでしたね。ちょうどいいから今聞いておきます」
私は三島課長に話させるのをなんとかして食い止めようと、別の話題を振る。
「そうか……そうだったな。次の土日にスポーツセンターで中学生のバスケとバレーの公式試合があるから、中学校でも練習時間を延長するらしくて、今週は平日も土日も練習場所を確保できなかったんだ。だから今週の練習はなしということで」
「わかりました。今週は残業も続きそうだし、土日は疲れて行けそうになかったのでちょうど良かったです。それじゃあ私はこれで失礼します」
勝手に話を切り上げて頭を下げると、三島課長は私の腕をつかみかけて躊躇した。
その手は頼りなく宙をさまよい空を切る。
きっと下坂課長補佐が見ているからだろう。
「うん……もう遅いから気を付けて帰れよ」
「はい、三島課長も。お仕事の邪魔してすみませんでした」
下坂課長補佐にも軽く会釈をしてからその場を離れ、再び総務部のオフィスに向かって歩き出した。