社内恋愛狂想曲
葉月の言葉を合図に、伊藤くんが身を乗り出した。
「俺も下坂課長補佐の恋バナ聞きたいです!っていうか、経験豊富な下坂課長補佐に相談したいんですけど……。俺、女心ってわからないんですよね。俺の彼女、俺のこと好きって全然言ってくれないんですよ。俺は毎日でも聞きたいのに」
伊藤くんよ、それは本音なのか?
葉月は伊藤くんの隣で少し顔を赤らめて顔をひきつらせている。
「それは伊藤くんが言ってあげないからじゃないの?」
「そんなことありません、めちゃくちゃ言いますよ」
「そうなの?愛されてる彼女がうらやましいわ。私だったら大好きだって言葉も体も使って惜しみなく伝えるけど……。伊藤くんの彼女は相当の恥ずかしがりやさんなのね」
「そうなんです、そこがかわいいんですけどね。恥ずかしがりやで意地っ張りで素直じゃないから、なかなか好きだって言ってくれないんです」
「すごいノロケねぇ……」
思わぬところでノロケを聞かされてしまった。
しかしそうか、伊藤くんは素直に愛を語れるようになったんだな。
二人がまた付き合うようになった経緯を知っているだけに、まるで親のような気持ちでしみじみしてしまう。
「俺も下坂課長補佐の恋バナ聞きたいです!っていうか、経験豊富な下坂課長補佐に相談したいんですけど……。俺、女心ってわからないんですよね。俺の彼女、俺のこと好きって全然言ってくれないんですよ。俺は毎日でも聞きたいのに」
伊藤くんよ、それは本音なのか?
葉月は伊藤くんの隣で少し顔を赤らめて顔をひきつらせている。
「それは伊藤くんが言ってあげないからじゃないの?」
「そんなことありません、めちゃくちゃ言いますよ」
「そうなの?愛されてる彼女がうらやましいわ。私だったら大好きだって言葉も体も使って惜しみなく伝えるけど……。伊藤くんの彼女は相当の恥ずかしがりやさんなのね」
「そうなんです、そこがかわいいんですけどね。恥ずかしがりやで意地っ張りで素直じゃないから、なかなか好きだって言ってくれないんです」
「すごいノロケねぇ……」
思わぬところでノロケを聞かされてしまった。
しかしそうか、伊藤くんは素直に愛を語れるようになったんだな。
二人がまた付き合うようになった経緯を知っているだけに、まるで親のような気持ちでしみじみしてしまう。