社内恋愛狂想曲
結婚する時期がハッキリと決まっているわけではないし、潤さんの両親にはきちんと挨拶もしていないのに、それをすっ飛ばして一緒に暮らすのはどうかと思う。
「一緒に住むのは結婚してからか、結婚する直前からでいいかなって、私は思ってるんだけど……」
私の考えは極一般的だと思ってそう言ったのに、みんなは不思議そうに首をかしげた。
「……え?私、何か変なこと言った?」
「いや、そこになんのメリットがあるんだろって」
伊藤くんはさっきからやけにメリットにこだわる。
「でも伊藤くんだって葉月と結婚が決まってるのに別々に暮らしてるよね?」
「それはあれだ、葉月のマンションの更新時期の関係もあるし、会社に住所変更の届けを出して付き合ってるのがバレたら即異動になるから、まだ部屋は残してる状態だけど……俺と葉月、少し前から俺のマンションで一緒に暮らしてるよ?」
「えっ、そうなの?!」
何それ、そんなこと葉月から一言も聞いてないんだけど!
「じゃあ今はもしかして……」
「うん、今は佐野の世話するために葉月が自分の部屋に帰ってる状態」
伊藤くんが瀧内くんの提案に諸手をあげて賛成するのも無理はない。
「一緒に住むのは結婚してからか、結婚する直前からでいいかなって、私は思ってるんだけど……」
私の考えは極一般的だと思ってそう言ったのに、みんなは不思議そうに首をかしげた。
「……え?私、何か変なこと言った?」
「いや、そこになんのメリットがあるんだろって」
伊藤くんはさっきからやけにメリットにこだわる。
「でも伊藤くんだって葉月と結婚が決まってるのに別々に暮らしてるよね?」
「それはあれだ、葉月のマンションの更新時期の関係もあるし、会社に住所変更の届けを出して付き合ってるのがバレたら即異動になるから、まだ部屋は残してる状態だけど……俺と葉月、少し前から俺のマンションで一緒に暮らしてるよ?」
「えっ、そうなの?!」
何それ、そんなこと葉月から一言も聞いてないんだけど!
「じゃあ今はもしかして……」
「うん、今は佐野の世話するために葉月が自分の部屋に帰ってる状態」
伊藤くんが瀧内くんの提案に諸手をあげて賛成するのも無理はない。