社内恋愛狂想曲
「そんなんええよ、気にせんといて」
葉月が上着を脱いでキッチンへ行くと、潤さんは私に左隣に座るよう促した。
言われた通り隣に座ると、潤さんは指を絡めて私の右手を握る。
キッチンにいる葉月からは見えないとはいえ、なんとなく照れくさいけれど、私も潤さんの手を握り返した。
こういうときの潤さんは、甘えたいとか、くっついていたいのを我慢しているのだと思う。
「それで、あのことって?」
「ああ、うん。実はね……」
昨日大家さんからマンションの火災の連絡を受けたことや、借りている部屋を解約してこの家に引っ越そうかと思っていることを話すと、潤さんは満面の笑みで私の右手を強く握った。
「潤さんに相談もせず勝手に決めるのもどうかと思ったんだけど……ゆうべ母に連絡して、今日の昼休みには大家さんにも連絡したの」
「そうか、じゃあ今日からは本当に志織と一緒に暮らせるんだ。嬉しいな」
一緒に暮らすことになったというだけでこんなに喜んでくれるのだと思うと、私も嬉しい。
潤さんは本当に私を愛しているのだと毎日実感させてくれる。
そんな人と一緒になれる私は本当に幸せだとつくづく思う。
葉月が上着を脱いでキッチンへ行くと、潤さんは私に左隣に座るよう促した。
言われた通り隣に座ると、潤さんは指を絡めて私の右手を握る。
キッチンにいる葉月からは見えないとはいえ、なんとなく照れくさいけれど、私も潤さんの手を握り返した。
こういうときの潤さんは、甘えたいとか、くっついていたいのを我慢しているのだと思う。
「それで、あのことって?」
「ああ、うん。実はね……」
昨日大家さんからマンションの火災の連絡を受けたことや、借りている部屋を解約してこの家に引っ越そうかと思っていることを話すと、潤さんは満面の笑みで私の右手を強く握った。
「潤さんに相談もせず勝手に決めるのもどうかと思ったんだけど……ゆうべ母に連絡して、今日の昼休みには大家さんにも連絡したの」
「そうか、じゃあ今日からは本当に志織と一緒に暮らせるんだ。嬉しいな」
一緒に暮らすことになったというだけでこんなに喜んでくれるのだと思うと、私も嬉しい。
潤さんは本当に私を愛しているのだと毎日実感させてくれる。
そんな人と一緒になれる私は本当に幸せだとつくづく思う。