社内恋愛狂想曲
「なんだおまえら……いたのか……」
潤さんはしどろもどろになりながら平静を装っている。
私は恥ずかしさで全身の血液がすごい早さで駆け巡り、さらに真っ赤になった顔を思いきり下を向いて隠した。
「志岐……ホンマにあんたは気が利かんやっちゃな……。そっとしといたりぃや」
キッチンから顔を出した葉月も呆れ顔で伊藤くんを責めた。
もしかしたら葉月も気付いていたのにそっとしておいてくれたのかと思うと、余計に恥ずかしい。
「あー……ごめんごめん、邪魔して悪かったよ。俺たちのことは気にしないでいいから、どうぞ続けて」
「続けられるか!」
さすがにこれ以上は続けられるわけもなく、潤さんは松葉杖をついてキッチンへ向かう。
私もこの場所から離れたいけれどキッチンへ行っても邪魔になるだけだし、どうすれば良いものかと下を向いたまま考えていると、瀧内くんが私のそばに近付いてきた。
「これ、昨日預かっていた志織さんの荷物です。僕が運びますから、とりあえず2階の空いている部屋に片付けますか?」
「あ……うん、そうしようかな……」
潤さんはしどろもどろになりながら平静を装っている。
私は恥ずかしさで全身の血液がすごい早さで駆け巡り、さらに真っ赤になった顔を思いきり下を向いて隠した。
「志岐……ホンマにあんたは気が利かんやっちゃな……。そっとしといたりぃや」
キッチンから顔を出した葉月も呆れ顔で伊藤くんを責めた。
もしかしたら葉月も気付いていたのにそっとしておいてくれたのかと思うと、余計に恥ずかしい。
「あー……ごめんごめん、邪魔して悪かったよ。俺たちのことは気にしないでいいから、どうぞ続けて」
「続けられるか!」
さすがにこれ以上は続けられるわけもなく、潤さんは松葉杖をついてキッチンへ向かう。
私もこの場所から離れたいけれどキッチンへ行っても邪魔になるだけだし、どうすれば良いものかと下を向いたまま考えていると、瀧内くんが私のそばに近付いてきた。
「これ、昨日預かっていた志織さんの荷物です。僕が運びますから、とりあえず2階の空いている部屋に片付けますか?」
「あ……うん、そうしようかな……」