社内恋愛狂想曲
「私も起きたら志織がおらんかったんで……」
瀧内くんが悪びれる様子もなく弁解すると、葉月は申し訳なさそうに歯切れの悪い口調でそう言った。
すると伊藤くんはムキになって身を乗り出す。
「俺が来たときには二人ともいたんだからな!俺はせっかくいい雰囲気だから邪魔しないように、もうしばらく部屋で寝たふりしてようと……」
「そう思ってつまずいて邪魔をしたわけだな」
「気を遣ったつもりだったんだけど、結果的には……」
どんどん伊藤くんの語尾が小さくなっていく。
「すみませんでした!!」
3人が一斉に頭を下げ、声をそろえて謝ると、潤さんはすっかり呆れた様子でまたため息をついた。
「姉弟か、おまえらは……。とりあえず木村、コーヒー淹れてあるから注いでくれるか。カップは食器棚の左下」
「はい!」
葉月は大きな声で返事をしてキッチンに走る。
「一応米は炊いてあるけど、志織はパンがいいよな。志岐、そこのコンビニで食パン買ってきてくれ」
「よろこんで!」
伊藤くんはズボンのポケットに財布が入っていることを確認して、小走りに玄関へ向かう。
「玲司、目玉焼きくらいはできるのか?」
瀧内くんが悪びれる様子もなく弁解すると、葉月は申し訳なさそうに歯切れの悪い口調でそう言った。
すると伊藤くんはムキになって身を乗り出す。
「俺が来たときには二人ともいたんだからな!俺はせっかくいい雰囲気だから邪魔しないように、もうしばらく部屋で寝たふりしてようと……」
「そう思ってつまずいて邪魔をしたわけだな」
「気を遣ったつもりだったんだけど、結果的には……」
どんどん伊藤くんの語尾が小さくなっていく。
「すみませんでした!!」
3人が一斉に頭を下げ、声をそろえて謝ると、潤さんはすっかり呆れた様子でまたため息をついた。
「姉弟か、おまえらは……。とりあえず木村、コーヒー淹れてあるから注いでくれるか。カップは食器棚の左下」
「はい!」
葉月は大きな声で返事をしてキッチンに走る。
「一応米は炊いてあるけど、志織はパンがいいよな。志岐、そこのコンビニで食パン買ってきてくれ」
「よろこんで!」
伊藤くんはズボンのポケットに財布が入っていることを確認して、小走りに玄関へ向かう。
「玲司、目玉焼きくらいはできるのか?」