社内恋愛狂想曲
「それじゃ行きましょうか。潤さん、車借りますね」
「ああ、気を付けてな」
4人で潤さんの家を出て、瀧内くんの運転で私のマンションへ向かった。
「今日はとりあえず、すぐに使うものだけ運べばいいのか?」
助手席の伊藤くんが後ろを振り返って尋ねた。
「運ぶのはそれだけでいいと思うんだけど……部屋の状況を見て、今日中に引っ越し業者に電話して、早めに見積りに来てもらった方が良さそう」
「そうだなぁ……住むところはもう決まってるわけだし、早く引っ越し済ませて落ち着きたいよな」
私はマンションの火災を機に予定より早く引っ越すことになったけど、葉月はいつ頃自分の部屋を引き払うつもりなんだろう?
伊藤くんと葉月が結婚に向けて準備をしているのはなんとなく知っているけど、ふたりとも詳しいことはあまり話さないので、入籍する時期や挙式などの具体的なことを私は何も知らない。
最近冷やかされてばかりだから、たまには私もふたりのプライベートなことを根掘り葉掘り聞いて冷やかしてみたいと思う。
「ところで葉月と伊藤くんは結婚後も今住んでる部屋に住むの?」
「あー、そういうことになるかな」
「ああ、気を付けてな」
4人で潤さんの家を出て、瀧内くんの運転で私のマンションへ向かった。
「今日はとりあえず、すぐに使うものだけ運べばいいのか?」
助手席の伊藤くんが後ろを振り返って尋ねた。
「運ぶのはそれだけでいいと思うんだけど……部屋の状況を見て、今日中に引っ越し業者に電話して、早めに見積りに来てもらった方が良さそう」
「そうだなぁ……住むところはもう決まってるわけだし、早く引っ越し済ませて落ち着きたいよな」
私はマンションの火災を機に予定より早く引っ越すことになったけど、葉月はいつ頃自分の部屋を引き払うつもりなんだろう?
伊藤くんと葉月が結婚に向けて準備をしているのはなんとなく知っているけど、ふたりとも詳しいことはあまり話さないので、入籍する時期や挙式などの具体的なことを私は何も知らない。
最近冷やかされてばかりだから、たまには私もふたりのプライベートなことを根掘り葉掘り聞いて冷やかしてみたいと思う。
「ところで葉月と伊藤くんは結婚後も今住んでる部屋に住むの?」
「あー、そういうことになるかな」