七色ペンダント


屯所に戻ると、沖田さんが待ち構えていたように飛びついてきた。



「大島さんっ!!!一人で外なんか行っちゃだーめですよぉおおぉぉお!!!辻斬りの話、土方さんから聞かなかったんですか?!」



「聞きました聞きました!!でも大丈夫ですよっ!そんな、私の事なんて心配する価値なんてありませんから」



「私なんてじゃないですよ。大島さんだから、です」



「え?」



「わかりましたぁ?」



「は、はい」



するとそこへ斎藤さんがやってきた。



「大島、夕飯の支度手伝う」



「え!ありがとうございます、助かります!!」



「えぇ〜。はじめ君と2人で〜?じゃあ僕m「「だめだ/結構です」」」



「ええええええ?!2人して酷い!!」



だって。沖田さんが手伝ったら大変な事になるもん。
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