+小悪魔恋愛2+


柚の眠った布団に入り込み、しばらく上から柚を眺めてる。

夢を見てるのかどうかは分からないけど、なんとなく柚の表情が柔らかくて、穏やかで。

少しはオレの体温に安心してくれてたらなって思って、オレはそっと柚を抱きしめたんだ。



もうずいぶん触れてなかったみたいな柚の肌の感触と、ふんわり香る髪の匂い。

若干お酒の匂いも混じってるけど、それも全部が愛おしくて。



「柚…オレお前のこと、すごく愛してるんだ」



自然と胸の奥から、言葉が溢れて来た。

ドキドキして、ぐっとなって

不意に腕に力が加わると、柚の体が僅かに反応して。

少し体を起こして顔を覗き込むと、柚の長いまつげの間からスッと涙がこぼれた。



「…それは反則だって」



何もするつもりなんてなかったけど、きっと柚もいろいろ我慢してたんだろうなって思ったら

オレの気持ちなんてもう止められなくて。



「柚……」



オレは未だ眠る柚の唇に自分の口を重ねた。




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