君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「ベッドルーム、そこだから。先に寝ててもいいよ」
「いえっ、私はソファでもお借りして……キャッ」


断ろうとしたのに突然抱き上げられ、ベッドまで運ばれてしまう。


「えっ、あのっ……」
「心配するな。今日は抱かないって約束しただろ」


『今日は』を強調され、目をパチパチとしてしまう。


「おやすみ。ゆっくり寝て」


彼は私の目に手を当て閉じさせる。
それからすぐにドアが閉まる音がしたけれど、アルコールのせいかそのまま深い眠りに落ちていった。



「ん?」


翌朝、なにかが顔に触れた気がしてゆっくりと目を開けると、目の前に一ノ瀬さんの顔があって心臓が止まりそうになる。

彼は私の隣に横たわり、髪を撫でていた。


「おはよ」
「えっ、えええっ!」


ちょっと待って。どんな状況?


「なにびっくりしてるんだ?」
「なにって!」


私にベッドを貸してくれるんじゃなかったの? てっきりそうかと。
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