君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
その日の帰り。
まだ納得できない私は、静香を誘って夕食に行くことにした。
「そんなことがあったのか……。そういえば、私も前にその秘書に嫌味を言われているところを見たことがあるかも。それが揚げ足取りみたいなことだったから、感じ悪い人だなって思ってた」
煮込みハンバーグを食べながら怒りをぶちまけると、彼女までそんなことを言い出した。
「今回だけじゃないんだ。でも、ひどいでしょ? ミスはあったかもしれないけど、人格まで否定するような言い方だったの」
「そうだね。実は人事にいる友達に聞いたことがあるんだけど、一ノ瀬さん、本当はエネルギー事業部に配属予定だったらしいの」
彼女は一ノ瀬さんが入社したときのいきさつを私に話し始めた。
エネルギー事業部は石油関係の仕事を扱う超花形部署だ。ここに配属されると将来が約束されているなんて噂されるくらい、出世コースを歩む人が多い。
「うん。なんてったって御曹司だし、妥当じゃない」
「それが……。社長のイスを狙う常務一派に阻止されたんだって」
まだ納得できない私は、静香を誘って夕食に行くことにした。
「そんなことがあったのか……。そういえば、私も前にその秘書に嫌味を言われているところを見たことがあるかも。それが揚げ足取りみたいなことだったから、感じ悪い人だなって思ってた」
煮込みハンバーグを食べながら怒りをぶちまけると、彼女までそんなことを言い出した。
「今回だけじゃないんだ。でも、ひどいでしょ? ミスはあったかもしれないけど、人格まで否定するような言い方だったの」
「そうだね。実は人事にいる友達に聞いたことがあるんだけど、一ノ瀬さん、本当はエネルギー事業部に配属予定だったらしいの」
彼女は一ノ瀬さんが入社したときのいきさつを私に話し始めた。
エネルギー事業部は石油関係の仕事を扱う超花形部署だ。ここに配属されると将来が約束されているなんて噂されるくらい、出世コースを歩む人が多い。
「うん。なんてったって御曹司だし、妥当じゃない」
「それが……。社長のイスを狙う常務一派に阻止されたんだって」