君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「おい、また遅刻か?」
「悪い」
他の男子に突っ込まれた哲也は、さほど悪びれることもなく、私とは離れた席に座る。
もう少しあとに来てほしかった。
なぜなら、私の近況報告がもうすぐだからだ。
「はい、次は葉月」
典子に促され、仕方なく立ち上がる。
すると哲也と視線が合ってしまい、実に気まずい。
「お久しぶりです。私は卒業以来ずっと三谷商事で働いています。今は、薬品の原薬の輸入なんかに携わっています」
「北里、メチャクチャきれいになったじゃん。結婚は?」
男子に問われて顔が引きつる。
「えっと……」
「葉月はね、素敵な婚約者がいるの。さっきも送ってきてて、超イケメンだったよ」
私の代わりに典子が口を挟む。
「婚約中か。おめでとう!」
拍手が湧き起り、小さな嘘に胸が痛い。
「ありがとう」
「それにしても、こことくっつくと思ってたのに、意外だったな」
とある男子が哲也を指さすので、冷や汗が出る。
「悪い」
他の男子に突っ込まれた哲也は、さほど悪びれることもなく、私とは離れた席に座る。
もう少しあとに来てほしかった。
なぜなら、私の近況報告がもうすぐだからだ。
「はい、次は葉月」
典子に促され、仕方なく立ち上がる。
すると哲也と視線が合ってしまい、実に気まずい。
「お久しぶりです。私は卒業以来ずっと三谷商事で働いています。今は、薬品の原薬の輸入なんかに携わっています」
「北里、メチャクチャきれいになったじゃん。結婚は?」
男子に問われて顔が引きつる。
「えっと……」
「葉月はね、素敵な婚約者がいるの。さっきも送ってきてて、超イケメンだったよ」
私の代わりに典子が口を挟む。
「婚約中か。おめでとう!」
拍手が湧き起り、小さな嘘に胸が痛い。
「ありがとう」
「それにしても、こことくっつくと思ってたのに、意外だったな」
とある男子が哲也を指さすので、冷や汗が出る。