君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「Oh my God!」


あぁ、やっぱり発音がいい。なんて感心している場合じゃない。


「ユーマ、ミス北里がガールフレンドなのは本当?」
「あぁ。俺の一番大切な女性だ」


動揺を隠さないキャシーさんとは対照的に、悠馬さんは淡々と語りお造りを口に運んでいる。


「ミス北里は、他の人と約束してたのよ」


あぁ、ハンバーグの日の話か。


「はい。彼と一緒にハンバーグを食べました」


私がそう伝えると、彼女は「Oh」と落胆している。


「こんなにイジワルなのに?」
「だから、イジワルなんじゃなくて、聡明なんだ。彼女は冷静に的確な判断ができる優秀な商社マンだよ」


悠馬さんの褒め方に照れてしまい、うつむいた。


「優秀なのはわかりました。でも、私はあなたのことをずっと考えていたのに!」
「俺はキャシーとはビジネスパートナーでいたいと話したと思うけど?」


キャシーさんは思い当たる節があるのか、しばらくは言い返してこない。
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