君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「乾杯」
「乾杯」
グラスとグラスを合わせるとカチンと高い音が響く。
やはり甘めだった。
けれども酸味も残っており、コクもある。
まさに私好みのワインだ。
ひと口飲んでテーブルにグラスを戻すと、悠馬さんが私をじっと見つめているのに気がついた。
「葉月。改めて。結婚しよう」
彼は驚く私にスッと手を伸ばしてきて、左手を持ち上げ、薬指に大きなダイヤが輝く指輪を差し入れた。
「悠馬さん?」
これ、婚約指輪だよね。いつの間に用意したの?
しかも、真ん中のダイヤは見たことがないほど大きく、その周りを囲むメレダイヤもそれに負けないほど輝いている。
「俺は葉月を絶対に手に入れると心に決めてた。だけど、葉月はそれでいいのかって本当は迷いもあった」
どういうこと?
「さっきも言ったように、俺は社長夫人だからこうしてほしいなんて望んでいることはなにもない。葉月は葉月らしく生きていってほしい。だけど、今日のように引っ張り出される局面がないわけじゃなくて……」
「乾杯」
グラスとグラスを合わせるとカチンと高い音が響く。
やはり甘めだった。
けれども酸味も残っており、コクもある。
まさに私好みのワインだ。
ひと口飲んでテーブルにグラスを戻すと、悠馬さんが私をじっと見つめているのに気がついた。
「葉月。改めて。結婚しよう」
彼は驚く私にスッと手を伸ばしてきて、左手を持ち上げ、薬指に大きなダイヤが輝く指輪を差し入れた。
「悠馬さん?」
これ、婚約指輪だよね。いつの間に用意したの?
しかも、真ん中のダイヤは見たことがないほど大きく、その周りを囲むメレダイヤもそれに負けないほど輝いている。
「俺は葉月を絶対に手に入れると心に決めてた。だけど、葉月はそれでいいのかって本当は迷いもあった」
どういうこと?
「さっきも言ったように、俺は社長夫人だからこうしてほしいなんて望んでいることはなにもない。葉月は葉月らしく生きていってほしい。だけど、今日のように引っ張り出される局面がないわけじゃなくて……」