時を繋ぐ真実の物語<「私の獣」番外編>
珊瑚色、向日葵色、青磁色。
煌めくガラスの色を見ているだけで、アメリの心は和む。
色彩のスペシャリストだった母が教えてくれたさまざまな色は、どんな時もアメリの心に温もりをくれた。
悲しいときも、辛いときも、苦しいときも。心に色を思い描くだけで、アメリは前向きになれた。そうやって、数々の困難を乗り越えてきたのだ。
(そうだわ……)
ふと思い立ち、アメリは顔を上げる。そして、慌てて手綱を操るカールに声を掛けた。
「カール、そこの角を右に曲がって。少し、寄りたいところがあるの」
煌めくガラスの色を見ているだけで、アメリの心は和む。
色彩のスペシャリストだった母が教えてくれたさまざまな色は、どんな時もアメリの心に温もりをくれた。
悲しいときも、辛いときも、苦しいときも。心に色を思い描くだけで、アメリは前向きになれた。そうやって、数々の困難を乗り越えてきたのだ。
(そうだわ……)
ふと思い立ち、アメリは顔を上げる。そして、慌てて手綱を操るカールに声を掛けた。
「カール、そこの角を右に曲がって。少し、寄りたいところがあるの」