うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
初めて見る彼の一面に、ある考えが浮かぶ。
「もしかして副社長……水族館がお好きなのですか?」
思ったままを口にして聞くと、途端に彼は目を伏せた。
「いや、好きというか……。実は水族館自体に来たのは今日が初めてなんだ」
「え、初めて……ですか?」
信じられなくて目を大きく見開いてしまう。
本当なの? だって水族館って子供の頃、必ず来る場所じゃない? 弟たちじゃないけれど、親子遠足の鉄板コースだし。
すると彼はポツリポツリとその理由を話してくれた。
「幼稚園の時、遠足で行く機会はあったんだが、父さんが急な出張で行けなくなってな。……ひとりで参加したくなくて行かなかった。それからも来る機会がなかった」
「そうだったんですか……」
そうだよね、親子遠足なのにお父さんが来られないんじゃひとりで行きたくなんてないよね。
友達はみんなお母さんやお父さんと一緒なのに。
「もしかして副社長……水族館がお好きなのですか?」
思ったままを口にして聞くと、途端に彼は目を伏せた。
「いや、好きというか……。実は水族館自体に来たのは今日が初めてなんだ」
「え、初めて……ですか?」
信じられなくて目を大きく見開いてしまう。
本当なの? だって水族館って子供の頃、必ず来る場所じゃない? 弟たちじゃないけれど、親子遠足の鉄板コースだし。
すると彼はポツリポツリとその理由を話してくれた。
「幼稚園の時、遠足で行く機会はあったんだが、父さんが急な出張で行けなくなってな。……ひとりで参加したくなくて行かなかった。それからも来る機会がなかった」
「そうだったんですか……」
そうだよね、親子遠足なのにお父さんが来られないんじゃひとりで行きたくなんてないよね。
友達はみんなお母さんやお父さんと一緒なのに。