うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
「社長、いかがでしょうか?」
花嫁候補を渡すと社長はわくわくしながら見始めたものの、徐々に表情は変化していき、今は渋い顔をしている。
恐る恐る問いかけると、社長は書類から顔を上げ真っ直ぐ私を見据えた。
「だめだ、廉二郎には釣り合わない」
予想はしていたが、実際にきっぱり断言されると、ガックリしてしまう。
けれどすぐに「わかりました」とは引き下がれない。
せっかく通常業務の合間を縫って見つけた相手なのだから。
「社長、一度副社長と女性をお顔合わせさせてみてはいかがでしょうか? やはり恋愛で大切なのは本人たちの気持ちだと思いますし」
笑顔でさり気なく助言するものの、社長は自分の意思を曲げない。「この中に廉二郎に会わせたい女性はいない」と。
そんな社長に思わず強い口調で聞いてしまった。
「でしたら社長は、どんな女性をお望みなのですか?」
候補の十人は、独身男性の九割は結婚したいと思える相手だ。ハッキリ言ってこれ以上の相手などいないと思うのだけど。
すると社長は恍惚とした表情でぺらぺらと語り出した。
花嫁候補を渡すと社長はわくわくしながら見始めたものの、徐々に表情は変化していき、今は渋い顔をしている。
恐る恐る問いかけると、社長は書類から顔を上げ真っ直ぐ私を見据えた。
「だめだ、廉二郎には釣り合わない」
予想はしていたが、実際にきっぱり断言されると、ガックリしてしまう。
けれどすぐに「わかりました」とは引き下がれない。
せっかく通常業務の合間を縫って見つけた相手なのだから。
「社長、一度副社長と女性をお顔合わせさせてみてはいかがでしょうか? やはり恋愛で大切なのは本人たちの気持ちだと思いますし」
笑顔でさり気なく助言するものの、社長は自分の意思を曲げない。「この中に廉二郎に会わせたい女性はいない」と。
そんな社長に思わず強い口調で聞いてしまった。
「でしたら社長は、どんな女性をお望みなのですか?」
候補の十人は、独身男性の九割は結婚したいと思える相手だ。ハッキリ言ってこれ以上の相手などいないと思うのだけど。
すると社長は恍惚とした表情でぺらぺらと語り出した。