うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
そんな私を見て彼はクスリと笑みを零す。

「大丈夫? ……これからもっとすごいことをするけど」

「……っ!」

わざと耳元で囁かれた言葉に、カッと身体中が熱くなる。

「でもごめん、今さらやめてって言っても無理。……もっと可愛い顔を見せて。……今度はベッドの上で」

「――キャッ!?」

立ち上がった彼に軽々と抱き抱えられ、そのまま寝室へ歩みを進めていく。

これからのすることを考えると、やっぱり緊張して心臓が飛び出そう。

真っ暗な寝室に入ると、彼はそっと私を下ろすとベッドサイドのライトをつけ、覆い被さってきた。

妖艶で苦しそうに顔を歪める彼から男の色気を感じ、私の緊張はピークを迎える。

「……好きだよ」

けれど降ってきた愛の言葉に「私も」と答えるように、彼の首元に腕を回し、ギュッとしがみついた。

彼は甘く優しく。そして時々私の反応を見て意地悪なことを言って、気遣いながら大切に抱いてくれた。一生忘れられない、幸せな気持ちで満たして――。
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