うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
病院に着き、エレベーターで病室のある階で降り、社長が入院している病室へ向かっていくと、騒がしい声が聞こえてきた。
「いいから退院させてくれ!」
「そんな困ります! まだ検査結果も出ていないんですよ?」
「それどころじゃない、早く退院しなければいけないんだ!」
この声……社長!?
急いで病室に向かうと、荷物をまとめようとする社長と、宥めている看護師の姿が目に飛び込んでくる。
「社長、なにをなされているんですか!」
慌てて私も止めに入ると、社長は必死に訴えてきた。
「ちょうどよかった、キミからも退院できるよう言ってくれないか? 会社の一大事に、のうのうと入院などしていられない。会社に行かせてくれ」
「社長……」
懇願する社長の姿に大きく心が揺れる。
まだ社長の第一秘書に就いて一年も経っていないけれど、ずっとそばで仕事をしてきたんだもの、社長の会社に対する想いを誰よりも理解しているつもり。
廉二郎さん以上に責任感が強くて、社員のことを誰よりも一番大切にしている方。
「いいから退院させてくれ!」
「そんな困ります! まだ検査結果も出ていないんですよ?」
「それどころじゃない、早く退院しなければいけないんだ!」
この声……社長!?
急いで病室に向かうと、荷物をまとめようとする社長と、宥めている看護師の姿が目に飛び込んでくる。
「社長、なにをなされているんですか!」
慌てて私も止めに入ると、社長は必死に訴えてきた。
「ちょうどよかった、キミからも退院できるよう言ってくれないか? 会社の一大事に、のうのうと入院などしていられない。会社に行かせてくれ」
「社長……」
懇願する社長の姿に大きく心が揺れる。
まだ社長の第一秘書に就いて一年も経っていないけれど、ずっとそばで仕事をしてきたんだもの、社長の会社に対する想いを誰よりも理解しているつもり。
廉二郎さん以上に責任感が強くて、社員のことを誰よりも一番大切にしている方。