うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
そうこうしている間に、約束の時間の十五分前になろうとしていた。時間を見てハッとし、慌てて身支度を整えていく。
そしてリビングで洗濯物を兄弟たちと畳んでいたお母さんの元へ向かった。
「お母さん、今日は出掛けてくるね」
声を掛けるとお母さんと兄弟たちはいっせいに私の方を見ると、目を丸くさせた。
「あらやだ、日葵ってばどうしちゃったの? 可愛い恰好しちゃって」
「日葵お姉ちゃん、可愛いー!」
口々に言われ照れ臭くなりながらも「ちょっと……」と言葉を濁すと、ピントきたのか、お母さんは妹を抱き寄せてニヤリと笑った。
「そっかそっかー。日葵お姉ちゃんはこの前のお兄ちゃんとデートなんだ」
「ちがっ……! 違うから!!」
本当はデートなのに恥ずかしくて本当のことを言えず、ムキになって否定してしまう。
けれどお母さんの話を聞いて兄弟たちは目を輝かせた。
「えー! 日葵姉ちゃんいいなー!!」
「これでもう本当に玉の輿だね!」
「帰り、兄ちゃんを連れてきてよ!」
あっという間に兄弟たちに取り囲まれてしまい、たじろぐ。
そしてリビングで洗濯物を兄弟たちと畳んでいたお母さんの元へ向かった。
「お母さん、今日は出掛けてくるね」
声を掛けるとお母さんと兄弟たちはいっせいに私の方を見ると、目を丸くさせた。
「あらやだ、日葵ってばどうしちゃったの? 可愛い恰好しちゃって」
「日葵お姉ちゃん、可愛いー!」
口々に言われ照れ臭くなりながらも「ちょっと……」と言葉を濁すと、ピントきたのか、お母さんは妹を抱き寄せてニヤリと笑った。
「そっかそっかー。日葵お姉ちゃんはこの前のお兄ちゃんとデートなんだ」
「ちがっ……! 違うから!!」
本当はデートなのに恥ずかしくて本当のことを言えず、ムキになって否定してしまう。
けれどお母さんの話を聞いて兄弟たちは目を輝かせた。
「えー! 日葵姉ちゃんいいなー!!」
「これでもう本当に玉の輿だね!」
「帰り、兄ちゃんを連れてきてよ!」
あっという間に兄弟たちに取り囲まれてしまい、たじろぐ。