秘密の恋は1年後
「尚斗さん!?」
「これもプレゼントだから受け取っておけ」
ベッドに私を下ろした彼は、明かりを常夜灯に切り替える。
そして、手を交差させてTシャツを脱ぎ捨て、私に覆い被さった。
「二十六歳、いい一年にしような」
「はい。……あっ、そうだ。あとで、合格印ください」
キスをしようとした彼に言うと、ふっと笑われてしまった。
「いいよ。〝あとで〟……な?」
「んっ……待って」
「待つのは飽きたよ」
私の唇を、ちゅうっと軽く吸った彼が小首を傾げて見つめてくる。
「まひる、舌、出して」
「えっ」
「早く」
言われたとおりにすると、すかさず彼も赤い舌を出して絡ませてきた。
「あっ……はぁっ」
半開きの口から吐息と甘えた声が漏れて恥ずかしい。
彼に見つめられているのが耐えられなくて視線を落とせば、僅かに見えるその様子にぞくぞくする。
こんなキス、したことないのに……。